拡張可能なオープンスタンダード・オーディオ/ビデオ・コンテナ『Matroska』 のページへようこそ。
Matroskaは、『.mkv』 ファイル(matroska video)もしくは、『.mka』ファイル(matroska audio)として知られています。5月1日には最初の誕生日を迎え、現在すでに1.0として安定版がリリースされています。
Matroskaの目標は、マルチメディア・コンテナの標準フォーマットになることです。この目標はMCFと呼ばれるプロジェクトに由来したものですが、その内容は著しく異なります。なぜなら、MatroskaはEBML (Extensible Binary Meta Language)を基にした、XMLのバイナリー派生だからです。このEBMLによりMatroska開発チームは高い後方互換性を維持しつつも、フォーマットの将来的な拡張性において著しい可能性を手にしました。
まず第一に、誤解や間違いを避けるために、『オーディオ/ビデオコンテナとは何か』ということを明確にしましょう。
- Matroskaはビデオ、オーディオ圧縮/伸張フォーマット(Video codec)ではありません。
- Matroskaは沢山の音楽やビデオファイル、字幕用データを収納するための封筒のようなものです。これにより、映画やCDを1つのファイルに纏めることが出来ます。
Matroskaは将来を見据えて設計されており、次のような最新コンテナ・フォーマットに期待される機能が組み込まれています。
- ファイル中での素早い早送り・巻き戻し
- 高いエラー訂正能力
- チャプター
- 複数の字幕の収納と再生時の選択
- 複数の音声の収納と再生時の選択
- モジュールによる拡張
- インターネットでのストリーム配信 (HTTPとRTP audio & video streams)。
- (DVDのような)メニュー
Matroskaは 、 オープンスタンダードなプロジェクトです。つまり、個人使用のために無料で利用でき、ビットストリームについて記載してある技術仕様書は、自社の製品の中でこれをサポートしたいと考える企業も含め、全ての方に提供されます。Matroska開発チームによって開発されていたライブラリのソース・コードは、GNU L-GPLとしてライセンスされています。
Matroskaの創設者は、次のことを目的としています。
- オープンコーデックAPIとの組み合わせによる、柔軟で新しく、クロス・プラットフォームなオーディオ/ビデオコンテナ・フォーマットの制作と文章化。
- 既存のコンテナ(AVI,ASF,MOV,RM,MP4,MPGなど)のオープンソースな代替として、Matroskaの定着。
- Matroskaファイルの作成、編集と実装の為のツールの開発。
- ソフトウェア開発者がMatroskaをサポートできるようにするためのツールとライブラリの開発。
- ハードウェアメーカーとの協力による、次世代フォーマットとしての Matroskaファイルのハードウェア・サポートの準備
- Haiku (OpenBeOS) Mediakit、GStreamer(Linux用のマルチメディアフレームワーク。Windows(TM)におけるMicrosoft (TM) DirectShow (R)と同等)でのMatroskaライブラリの採用と実装のサポート。
- Windows(TM)OSで のMatroskaファイルの再生と作成のためのDirect Showフィルターの制作
開発チームに加わり、上記に挙げた目的達成のための手助けをしてくださる開発者を募集しています。既存、MatroskaのコードはほとんどがC++で書かれていますが、CとJavaのプログラマの参加も歓迎します。
